mltermのフォント設定

なんか気がつけば8月も最後です。8月は妙に忙しかったなぁ・・・葬式もあったし。納棺の儀とかやったの初めてでした。あんなのまでやるんですね、葬儀屋って。

さて、そんな話題は別に誰も聞きたくないと思います。

ところで皆さんはターミナルは何をお使いでしょうか?私は Mac を使い出したあたりから積極的にターミナルを利用するようになりましたが、

Terminal.app → urxvt(X11) → | Macここまで | → urxvt → mlterm

という形で変わってきました。Mac OS X上では、Terminal.appが一番まともな動作をしていたような気がします。
ただ、Terminal.appではw3mで画像が見られない!・・・ということで、あまり調べもせずにurxvtを利用し、レンダリングはめっちゃ速いですが、結局画像が見られない、ということで、結局mltermに落ち着きました。
レンダリング速度はurxvtに劣りますが、まぁ必要十分です。それにw3mで画像が見られる!(こればっか)

・・・なんですが、mltermの最大の欠点(だと思っているの)は、設定ファイルが多いことです。
urxvtが、.Xdefaultか.Xresourceに記述すればよいだけだったのと違い、最低限

~/.mlterm
main --- メイン設定
font --- 通常のフォント
aafont --- アンチエイリアスが有効な場合のフォント

と三つを分けて書かなければならない上、fontの書き方も通常(どれが通常なのかも良くわかりませんが)とはちょっと異なっています。

ターミナルを使う上で、フォントは非常に重要だと思うのですが、私はIPA モナー ゴシックを使っています。これが一番w3mで画像の位置がまともだったからですが。

さて、話はちょっと逸れて。
私のデスクトップは、現在Gentoo Linux(とWindows 7 RC)が動いていますが、ちょっとした気紛れでemerge vlgothicをしてみました。
・・・ところが、これをやった直後から、mltermのフォントがVL Gothicに強制的に変更されてしまいました。多分xftのデフォルトがVL Gothicになった?のだと思いましたが、それ以前にmltermの設定が上手くいっていなかったことに二重のショック。

てなわけでして、mltermに再度IPA モナーを! といういうことで調べたり試したりで、なんとか上手く表示されるようになりました。

実際の設定は↓になります。

aafont:

ISO8859_1 = IPAMonaGothic-iso10646-1:100;
ISO8859_1_BOLD = IPAMonaGothic-iso10646-1:100;
ISO10646_UCS4_1 = IPAMonaGothic-iso10646-1:100;
ISO10646_UCS4_1_BOLD = IPAMonaGothic-iso10646-1:100;
JISX0201_ROMAN = IPAMonaGothic-iso10646-1:100;
JISX0201_ROMAN_BOLD = IPAMonaGothic-iso10646-1:100;
JISX0201_KATA = IPAMonaGothic-iso10646-1:100;
JISX0201_KATA_BOLD = IPAMonaGothic-iso10646-1:100;
JISX0208_1983 = IPAMonaGothic-iso10646-1:100;
JISX0208_1983_BOLD = IPAMonaGothic-iso10646-1:100;

アンチエイリアスありなので、fc-listで出力されるフォント名を設定しています。mainでは、not_use_unicode_font をfalseにしています。

一番嵌っていた場所は、「ISO10646_1」と設定していた部分が、実は「ISO10646_UCS4_1」だったということでしょうか。そりゃわからんってorz
でもmanだかなにかで見たときには確かにそう書いてあったような気も。

とりあえず、フォントが元に戻ったおかげでまた楽しいターミナルライフを送れそうです。現場のマシンにもGentoo入れたいです。Excelなんて嫌いだぁぁ。