Scansnap S1300購入。
最近部屋が特に狭く感じるようになってきました。何でかと考えると、まぁ部屋自体が狭いということはあるのですが(約5畳半)、
それよりも引越し当時から地味ーに殘っているダンボール with 本 が邪魔なんです。中身は当時それなりに選別して購入したもので、
ぶっちゃけ捨てる気はほとんどありません。
・・・ですが、最近は足の踏み場が冗談抜きに無くなりそうな勢いがあります。そんなとき、「自炊」という言葉を聞きました。
簡単に言えば、自分で本を裁断してスキャンして、電子書籍にしてしまおう、ということです。
部屋の半分位に本が散乱している私にとっては、その分のスペースが空くというのはとっても魅力的です。
色々調べて、(懐具合を相談した)結果として、Scansnap S1300を購入することにしました。
amazon:Scansnap
これに加えて裁断器も・・・と思ったのですが、予想以上に高い & 重い & スペースを取る、ということで、
裁断器については妥協して、軽い & 安い を重視してしまいました。
さて、注文してから二日で届いたので、さっそくやってみました。
今回購入した裁断器は下です。CARLとかいう会社の製品のもので、5000円位でした。Xperiaで撮影したのですが、なんかブレてしまいました。
Scansnap S1300はこんなんです。後ろにあるHHKPro2と比較するとわかりやすいかと。ちなみに今の私のテーブルには、これを乗せるスペースすらありません。
これが今回裁断する本。2002年のものでした。時代を感じさせますなぁ・・・。
で、これを背表紙からベリベリと剥したところ。背表紙については、アイロンとか色々方法はあるようでしたが、私の部屋で無闇にアイロンを使用すると、またブレーカーが落ちかねないので、以下の方法でやってみました。
- まず書籍の大体半分位の部分で開く。
- 気合を入れて、繋ぎ目の部分にカッターを入れる。
- 切れ目を入れたら、背表紙側からもまたカッターを入れる。
- 半分になるので、あとは20枚くらいずつ手で背表紙から外していく。
背表紙から外した部分は、ギザギザになっていて取りこみ時にもエラーになるので、不要な部分も含めて裁断します。
↓は裁断器にセットしたところ。この裁断器は MAX20枚までなので、何回もやることになります。
↑を裁断したところ。スライダを何回か往復させるだけでサクっといけます。切れ味も上々です。
後はこれをScansnap S1300で取込むだけです。
Scansnap S1300とS1500の違いの一つとして、取りこみ枚数が S1300 が10枚なのに対して、S1500は50枚までと、約5分の1であるということがあります。
ただ、これは「取り込み開始時」というだけであって、一度取り込みが開始されてしまえば、30〜40枚くらいなら追加しても苦もなく取り込めます。
↑の本を、テスト代わりに設定を変えて取り込んでみました。
- スーパーファイン + カラー自動認識
- 430ページで140MB
- ノーマル + 白黒
- 430ページで12MB弱
他にも何冊かやってみましたが、
- 完全に残す(色含め)場合はカラー自動認識で
- 画像が多いけど、色はべつにどうでもいい場合はグレー
- 文字がメインなので画像はどうでもいい場合は白黒
という感じでいこうかと思います。文字については、わりとどれを選択しても見られるものになっていますので、私のようにkindle購入しちゃったような人間でも安心です。
時間的には、最速でも技術書一冊につき40分程度かかっていまいますが、それでもスペースの削減 + 管理のしやすさは段違いです。
まぁ、裁断した本の後始末が一番面倒なのはどうしようもないですが。