速読訓練

前に投稿した日が2010/10だと知ってびっくりした。その間に自作PCに環境を移したので、以前のローカルに保存していた記事が残っていなかった・・・。

去年の10月から、(今のところ)生涯でもっとも忙しい仕事場になったせいで、色々時間がとれなくなってしまった。最近はやっと時間がとれるようになったので、このタイミングで、ずっと以前から習得したかった「速読」にチャレンジしてみている。

実際、かなり前に「フォトリーディング」の本を購入していたが、結局習得することができなかった。(確か高校生くらいだったか・・・)

この所、自分自身の能力に自信が持てなくなっているので、この期に少しでも進化してみたくなったので、今度は通常の速読術についても調べてみつつ、色々な手法を試してみている。

色々調べたところ、現代的な速読術というのは、根本的な部分で結構フォトリーディングで言われていることと同じものを目標としているようなことがわかった。

ところで、速読術に共通する訓練として、「眼球移動訓練」というのがある。読んで字の如くだけれども、つまりは速読に適した目の使い方を習得しなければならない、ということだ。本格的に訓練を始めて一ヶ月ちょっと経過しているが、未だにこの「速読に適した目」というのがわからない。

自分は、最初に速読を勉強しようとして、以下の本を選択した。

新書1冊を15分で読む技術-スーパー速読1週間 (祥伝社新書186) (祥伝社新書 186)

新書1冊を15分で読む技術-スーパー速読1週間 (祥伝社新書186) (祥伝社新書 186)

この本自体は、基本的な速読の概念などを学ぶ上では十分だと思う。トレーニング用の用紙もちゃんとしたものがついているし。

だけれども、この中で感覚がさっぱり理解できないトレーニングがあった。「記号式トレーニング」というやつで、縦に並んだ○印をブロック単位でひたすら速く追う、というものなんだが、自分でやってみるとこれがまったく意味がわからなかった。

正確には、意味がわからないというか、どういう感覚になるのが正しいのか、書いていない。「大丈夫です」みたいなことは書いてあるが、こっちはもっと具体的な感覚が欲しいので、何の気休めにもならない。

まぁ、この本自体は日本速読協会への入会を促すような感じの導入本的な位置付けみたいなので、そういう詳しい感覚とかは実際に・・・ということなのかもしれない。

自分でいろいろネット上で挙げられている体験談などを眺めていたら、「フォトフォーカス」というものが目に止まった。これもフォトリーディングの本に書いてあったのは覚えていた(しかし、具体的な方法ではなかったので、どんなものなのかさっぱりだった)

で、このフォトフォーカスについて調べてみると、色々な速読の理論的な部分で、これと同じ概念があることがわかったので、こっちも練習を始めてみた。

よくこのフォトフォーカスは「平行法」と同じような感覚、と言われているのをよく見る。平行法というのは、よく「マジカルアイ」とも言われるようで、ちょっと検索するとすぐ見付かる。

要は、人間の左右の目で見えている範囲が違うことを利用した、立体視を行う上での一つの方法ではある。関係ないが、自分が小学生くらいのときからこういうのはあったような気がする。よくわからん砂嵐状の絵の上に、・が二つあるようなやつ。これを見ることは結構得意だったので、平行法は問題なくできていたが、やっぱりコツが掴めなかった。

・・・今はこの辺で止まっている。基本的な速読の流れとか概念については理解できて、最初の本でやったトレーニングで、多少は本を読む速度が上がったのは実感できたが、個人的にはまだまだ足りない。もっと先に進むためにも、色々な方法を試したりなんだりとしている。


久し振りに書くと文がまとまらないですね。